Profile

浜田ケンジ
愛知県江南市出身。
2012年頃から本格的に弾き語りライブを始める。
 

東京南青山にあるロックバー、レッドシューズで行われた弾き語りバトル『BOUNTY HUNTERS』で2度の優勝を飾りグランドチャンピオンに輝く。
 

俳優の伊勢谷友介が監督をした作品『セイジ-陸の魚-』に出演&楽曲提供するなど幅広く活動している。
 

浜田ケンジの初のMVとなる「僕は馬鹿になった」には俳優の駿河太郎が出演し大きな反響を呼ぶ。
 

2023年、ブラザー工業株式会社のWeb CMに自身の楽曲「果ての果て」が採用される。
 
 
ストレートな言葉をメロディに乗せて歌ったり喋り倒したり、落語をリズムに乗せて歌ってみたり、啖呵売をやってみたり。
 
弾き語りの枠を飛び出している歌唄い。

座右の銘は「表通りに店を出せ」

唯一無二の天使のガスガスボイスを一度ご静聴あれ。
 

ミニアルバム「9.5-Nine point five-」歌詞集


1.その後一杯やろうぜ

作詞作曲/浜田ケンジ

遅かれ早かれ誰もが天国に招待されるという
時間は待ってくれない
100万年前から言われてる
不確かな過去
曖昧な未来
確かなことは今ここにある
僕たちはいつだって忘れ物ばかりしている

あれはこうこうこうだから
これはここうこうこうだとか
もっと単純で良いじゃないか
好きか嫌いかで良いじゃないか
イエスがノーかで良いじゃないか
えぇじゃないかで良いじゃないか
これでいいのだで良いじゃないか
答えを探してる

おい、マモルお前ならこれどう思う
なぁ、ショウゴお前ならこれどう思う
ねぇ、青山さんならこれどう思う
おい、ミツお前聞いてんのかよ

ビルの屋上から飛び降りたって
鳥の様に上手く飛べやしない
だったらどうすれば良いかなんて
ちょっと考えれば分かるだろ馬鹿野郎
馬鹿野郎ってのはな
自分で自分を諦めた奴のことを言うんだよ
馬鹿野郎

だから地を這いつくばって這って生きて行く
地を這いつくばってでも格好悪くても
地を這いつくばって這って生きて行く
地を這いつくばってでも格好悪くても

あの子が手首を切ったのは
自分を傷付けたかったんじゃなくて
きっと弱さを断ち切りたかったんだろう

息を切らし坂を駆け上り
心臓を爆発させて次の仲間にタスキを渡すマラソンランナー
走り終わるとボロボロになって泣いているのをTVで観ていました
「お父さん、何でこの人泣いとんの?意味分からん」と言うと父親は「お前は涙するほど何かに打ち込んだ事があるか?打ち込んだ事がないならこの人の気持ちは一生分からない」と言いました

その言葉は幼い僕の体を突き破り
小さな心臓に突き刺さり
いまだにその言葉は
僕の心を離そうとしないのです
 
おい、松井お前ならこれどう思う
なぁ、リオお前ならこれどう思う
ねぇ、ユウダイさんならこれどう思う
おい、ケンお前寝てんじゃねぇよ

海に深く潜り込んだって
魚の様に泳げやしない
だったらどうすれば良いかなんて
ちょっと考えれば分かるだろ馬鹿野郎

馬鹿野郎ってのはな
自分で考える事を辞めた奴の事を言うんだよ
馬鹿野郎

だから地を這いつくばって這って生きて行く
地を這いつくばってでも格好悪くても
地を這いつくばって這って生きて行く
地を這いつくばってでも格好悪くても

お前が死を選んだのは
死んでも理解出来ないけれど
いつかそっちに行ったら
1発殴ってやるからよ

その後一杯やろうぜ
ゆっくり一杯やろうぜ
そっちは朝も昼も夜も週末も仕事もないんだろ
その後一杯やろうぜ



2.キミノミカタ
作詞作曲/浜田ケンジ

悪口と陰口が路地裏で手を組んだ
噂話を垂れ流し陥れようとしてるぜ
腰抜け共が遠くからヤジを飛ばして騒いでる
言いたい事があるのならここまで来いよ

徒党を組んで足並み揃えて
仲良しごっこが好きなんだね
世界で1番格好悪いことは
格好悪い事をする事だよ

正義のヒーローにはなれないけれど
君が望むならいつでも駆けつけるよ
正義のヒーローにはなれないけれど
君の味方だよずっと味方だよ

入口も出口もあいつらに塞がれた
暗闇の中手探りで面白い事を始めよう
誰かが歌い出すとみんなが踊り出したよ
薄い月の光の下夜会の始まりだ

徒党を組んで足並み揃えて
誰も思いつかない事をやろう
世界で1番格好いいことは
格好悪い事をしない事だよ

正義のヒーローにはなれないけれど
君が望むならいつでも駆けつけるよ
正義のヒーローにはなれないけれど
君の味方だよずっと味方だよ
正義のヒーローにはなれないけれど
涙が渇くまでずっとそばにいるよ

くだらない話で今夜は
楽しませてあげるから

3.live
作詞作曲/浜田ケンジ
 
電光石火の如く現れて
あっという間に心を奪われた
退屈だった毎日がゆっくりだけど
転がり始めたんだ

自分の弱さを認めた時に
少し強くなれた気がしたよ
時が経つにつれて世間の目は
冷たくなるけれど
心はあの時のままなんだ

大人気ないだろ大人気ないのさ
君が馬鹿にしたパンクロックは
大人気ないだろ大人気ないのさ
いくつになってもやめられないんだ
 
これをやりたいと思ったとき
これがやりたいと思ったとき
退屈だった毎日がゆっくりだけど
周り始めたんだ
 
明日どうなるか分からない
神様にだって分からない
自由とか不自由とか全部ひっくるめて
一度きりの人生だ 
 
大人気ないだろ大人気ないのさ
君が馬鹿にしたパンクロックは
大人気ないだろ大人気ないのさ
いくつになってもやめられないんだ
 
仲間外れにされたけど寂しくはなかった
安物のギター小さなスピーカー
独り狭い部屋の中
かき鳴らした土曜日の昼下がり
 
大人気ないだろ大人気ないのさ
いつまで経ってもやめられないんだ
大人気ないだろ大人気ないのさ
いくつになってもやめられないんだ

4.チユリネ

作詞作曲/浜田ケンジ

一つ一つ歳をかさねて
君は大人になって行く
一つ一つ日々を重ねて
強く優しくなって行く

誰も教えてくれないこと
それは君の大好きな
本の中に書いてあるからね
「おはよう」「ごめんね」「ありがとう」
それさえ言えたら一人前だよ

父ちゃんも母ちゃんも
親戚のおじちゃんも
おばちゃんも
近所の口五月蝿ぇ
あのババァも
毎朝ジョギングしている
おじぃさんも

君のことが好きなあの子も
君が好きなあの子も
君が生まれてくる事を
ずっとずっと待ってたんだよ

ハッピーバースデー
今日は君が産まれた日
ハッピーバースデー
君に会えて良かったよ

恋をして恋にやぶれ
そしてまた恋をして
愛を知るのでしょう

1人で生きて行ける
そんな悲しい言葉は
忘れてしまっ
て構わないからね

この先いろんな事が
否応なしに
立ちはだかってくるけど
君なら大丈夫
必ず乗り越えて行けるからね

ハッピーバースデー
今日は君が産まれた日
ハッピーバースデー
君に会えて良かったよ
ハッピーバースデー
今日は君が産まれた日
ハッピーバースデー
これからもよろしくね



5.back to back

作詞/浜田ケンジ・パリ山夢朗
作曲/浜田ケンジ
 
生きているだけで金はかかるし
何もしなくても腹は減る
自分で選んだこの道を時々
疑いたくもなるそんな日もあるさ

良いも悪いも人生にはないと
七光の馬鹿が偉そうに喋っていた
始まりもしなかった今日がうつむいて
明日に向かおうとする俺の影を踏む
 
上手くいかないとき
どうしようもないとき
そんな日があるから
明日があるんだろう

上手くいかないとき
どうしようもないとき
そんな時は諦めて
明日を待てばいい
 
飢え死にしないで生きられるこの国で
何が足りないのか分からなくなってきた
長生きすることにさほど興味はないが
だからと言って早く死にたくもないんだ

終わりを告げられた今日がうつむいて
同じ轍を踏もうとする俺の手を掴む
 
上手くいかないとき
どうしようもないとき
そんな日があるから
明日があるんだろう

上手くいかないとき
どうしようもないとき
そんな時は諦めて
明日を待てばいい

上手くいかないとき
どうしようもないとき
そんな日ばかりじゃない事も
知っているだろう


6.人間っていいな
作詞作曲/浜田ケンジ
 
ずっと戦争はやめないし
何でも乱獲しまくるし
お金の為なら殺しちゃうし
破壊しまくるし

人種差別は終わらないし
弱いものイジメやめないし
私服を肥やす為ならば
誰でも蹴落とすし

どこでどうなってしまったの
人類はタワケだね

この星に必要ないのは
それは僕たち人間だ

だから

人間死ね
消えてなくなれ
俺もお前も
君もあいつも
どいつもこいつも
仲良く死ね
人間死ね

昨日見かけた酔っ払いが
そんな事を叫んでたぜ

人間っていいな
人間っていいな
二酸化炭素を吐き出した
人間っていいな
ヘイ!

7.生まれた街で

作詞作曲/浜田ケンジ
 
水たまり映り込んだ空
立ち止まり懐かしい風
サングラス越しに
遠い記憶の影
届きそうで
届かなかった声

忘れちゃいけない気持ち
時々忘れそうになる
何度でも何度でも
やり直せるって本当なんだ

ずっと昔のこと
昨日のことのように
思い出せるのは
日々を重ねて来たから
ずっと昔のこと
昨日のことのように
肩を並べながら
話し笑いながら
 
思い出に浸っていたいけど
またいつかここに戻ってくるよ

ずっと昔のこと
昨日のことのように
思い出せるのは
日々を重ねて来たから
ずっと昔のこと
昨日のことのように
肩を並べながら
話し笑いながら
 
ずっと昔のこと
出会った時のこと
ケンカをしたこと
キャッチボールをしたこと

1人で泣いたこと
家出をしたこと
初恋のこと
守るものが出来たこと

ずっと昔のこと
昨日のことのように